最新版 プロが教える英検4級簡単合格法

Наталия КогутによるPixabayからの画像漢検・英検・数学検定

みなさん、こんにちは。みなちかです。

本日は、『最新版 プロが教える英検4級簡単合格法』と題し、英検4級の学習法と簡単に合格するまでに必要なことをまとめてみました。

ネット上にも関連するたくさんの記事がありますが、私の場合は、『簡単に合格するだけでなく、短時間でその後の英語の力がしっかりとつく』ような学習法も書いていきたいと思います。

ちなみに私は英検準1級を所持しており、海外への留学経験もあります。自分が経営している学習塾でもこれから書くことは当然実践しており、準2級~5級までは毎回この方法でほぼ塾生全員が合格しています。

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最新版 プロが教える英検4級簡単合格法

その1.学習用のテキストは何を買うべきか

英検用の学習テキストは一般の書店で売っているもので全く問題ありません。

以下の項目が選定基準になります。

①CDがついている
②CDの tape script(後述)が解説についている
③文法単元の分かりやすい説明が載っている
④説明ばかりでなく類題も充実している
⑤解説がわかりやすく丁寧

特に英語の基礎力があまりない人は上記の基準を考えながらテキストを選んでみてください。逆に基礎力があり、たくさん問題が解きたい人には上記は向いていません。そういう方は過去問集で十分でしょう。

その2.まずはリスニングを攻略しよう

5級攻略と同じく4級もリスニングの勉強から始めましょう。リスニングから始める目的は主にあります。

1つ目は、『リスニング力をつけるには時間がかかる』ということです。試験直前に2時間程度やったくらいでは効果は望めません。最低でも1週間、毎日リスニングの学習をしてほしいと思います。リスニングはどうしても後回しにされがちですが大切な得点源になりますのでしっかり時間を取りましょう。

2つ目は、『4級のレベルを知る』ということです。英検の特徴として、筆記試験とリスニングテストに難易度の差があまりないのでリスニングを勉強すると同時に筆記試験の勉強にもなります。自分で試行錯誤して読むより、ネイティブの発音を聞いて最初は勉強したほうが、結果的に効果があると考えます。

リスニングが苦手な人や発音・アクセントの問題が苦手な人はリスニングの勉強からやっていません。英語の勉強を文法から入るからリスニングや発音・アクセントの問題ができないのです。

まずは『正確な音を聞き、それを理解する能力を身につけましょう』3級になると2次試験があり、そこでは試験官が出す質問に答えなくてはいけません。聞き取る能力がなければ、表現することもできませんからね。

ちなみに現状の4級の問題は文法や語句を答える筆記試験が35問、リスニングテストが30問ですので、テストの約45%がリスニングということになります。

その3.リスニングの効果的な学習法

これは、5級とほぼ同じです。5級の記事をすでに読んでいる方は飛ばしてもらって構いません。

まずは正解しなくてもよいのでテキストのリスニング問題を10個くらいやってみます。(20問などたくさんやらないでください)初期の練習の段階では正解したかどうかはあまり重要ではありません。それよりも何を言っているのかがきちんとわかるかどうかの方が大事です。

次に解答を見ます。多くのテキストには解説にtape script(英語で何を言っていたか)が記されていますのでそれを見ながらもう一度CDを聞きなおします。自分がちゃんと聞こえていた問題はもう繰り返す必要がないので、分からなかった問題だけチェックをしておきます。

scriptを見ながら単語や文の意味も分かるようならば覚えたほうがいいでしょう。筆記試験の勉強にもつながります。 できるだけ自分で発音(CDのマネをする)して学習すると効果抜群です

最後に分からなかった問題だけ再度CDで聞き直します。(その際、自信があればscriptは見なくても構いません)

以上でワンセット終了です。ここまでの所要時間は20分程度だと思います。これをできれば3セット(計1時間)1週間毎日続けてください。真面目にやれば1週間後には4級のリスニング能力がある程度しっかりついているはずです。

その4.筆記試験対策

1週間みっちりリスニングをやってきた人ならば、筆記試験に出てくる単語もある程度わかるものがあると思います。筆記試験の勉強は単語の意味が分かることが最重要ですがよく出てくる単語や言い回しは書けるように練習しましょう。4級は計65問すべてマークシートですので単語や文を実際に書く機会はありませんが3級以上になるとしっかり書けないといけません。

英検5級は文法がわからなくても単語さえわかればある程度点数を重ねることができますが、英検4級の学習は文法の勉強が『それなりに』必要となります。

『それなりに』というのはどういうことかというと、無論、満点を目指すならばがっちりやらなければなりませんが、合格するということが当面の目的ならば細かいところまではそこまで必要ないということです。

英語がそれほど得意でない方は中1の勉強をまずはしっかりと身につける必要があります。中1範囲の勉強は英語の基礎が詰まっていますのでそこは避けて通れません。

具体的に中1で必要最低限の文法事項としては、3単元のS、疑問詞、canを使った文、現在進行形があげられます。

上記の文法単元のルールはしっかり覚えておきましょう。そこがクリア出来たら中2の重要文法単元です。過去形(特に不規則動詞)、過去進行形、未来形、助動詞、不定詞、動名詞、比較の基礎は一通り学習したほうがよいでしょう。中1と中2合わせた重要な文法単元は11個ですので毎日1つずつ学習するとすれば約2週間の学習期間が理想です。

中1の単元がしっかり身についている人ならば1週間でいける計算です。

文法の学習と同時に単語、熟語、重要なフレーズを暗記していく(できれば書けるようにしておく)ことを忘れないでください。

ちなみに暗記必須項目として曜日、月、季節、代名詞の表、疑問詞を使ったフレーズ、過去形の不規則動詞、助動詞の意味、不定詞or動名詞を取る動詞などがあげられます。問題集に出てきたものをしっかり覚えていきましょう。

その5.最後の仕上げ

リスニング対策と筆記対策に1週間~2週間の勉強を終えたならば実践形式で過去問などを解いてみてください。実践形式の練習で7~8割くらいとれるようならばおそらく合格できるでしょう。逆に3~4割くらいの正答率ならばもう少し勉強期間が必要かもしれません。

実戦形式の練習でも、できなかった問題の解説やscriptをしっかりと復習して本番に臨んでください。

最後に筆者おすすめの教材を紹介させていただきます。教材で困っている方は是非使ってみてください。英検対策がこれ一つで完成できます。

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英検は漢検同様、学習量に比例して合格率が伸びていきます。点数が取れなくても地道にコツコツとやっていけば必ず合格できるはずです。頑張ってください!

では、また。

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