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みなさん、こんにちは。みなちかです。
本日は、『漢検3級合格法』についての記事を書いていきたいと思います。
プロ目線の合格術なのでこの通りやれば短時間で必ず合格できます。頑張ってください!
もくじ
最新版 プロが教える漢検3級合格法。
まず、勉強を始める前にテキストが必要です。初心者におすすめは絶対これ。
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一度は誰でも書店で目にしたことのある本ですよね。新出漢字の書き順や漢字の意味、漢検の出題範囲に沿った問題がバランスよく出題されています。そして何よりほぼ同じ問題が出ます。
・合格するための心構え
漢検3級をこれから受験する方みなさんに質問です。
- 漢検の合格点は何点ですか?また合格率はどれくらい?
- 小学校の漢字はどれくらい出るの?何文字覚えればいいの?
- 読みと書きの点数の比率は?
上記を正確に答えられる人は、今すぐ問題に取り掛かりましょう。でも、あまりいないですよね?
検定試験の検定試験の勉強となると皆さんいきなり問題をバリバリ解き始めようとするのですが、一旦落ち着いてください。
合格の心構えとして、漢検がどういう仕組みでどういうところに気をつけなければいけないのかをまず、知っておきましょう。知ることにより、合格率が2倍になりますよ。
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・勉強する前に知っておくべき注意点
▼受験に際して:漢検も他の検定もそうなのですが、自分とあまりにもかけ離れている級に挑戦することはあまりおすすめしません。大きな理由としては次の4つです。
- まぐれやギリギリでその級に受かったとしても次の級に進むときにしんどい。
- 積み上げもないし、取りこぼしも多発するので単純に実力が付かない。
- 難しすぎて勉強の途中で飽きてしまう(諦めてしまう)可能性がある。
- 1年に1回の入試などと違って、年に3回程度受けられる機会がある。(急ぐ必要は無い)
自分の実力よりちょっと上くらいの級がちょうどいいと思います。
3級を目指すならば中2、中3生あたりがベストですね。
▼漢検採点の対象:筆画を正しく、明確に書かれた字を採点の対象とし、くずした字や、乱雑に書かれた字は採点の対象外とする。
▼3級合格基準と合格率:200点満点中140点以上で合格 合格率は全受験生の約45%程度
漢検の説明には合格点は満点の70%『程度』で合格と書いてありますが、これまでの塾生達の結果を見る限り140点取れていれば100%合格しています。逆に139点で受かっている塾生は1人もいません。合格するには確実に140点以上取る必要があるということです。
▼3級出題範囲:常用漢字のうち約1600字を理解し、文章の中で適切に使える。
▼3級出題内容
- 小学校学年別漢字配当表のすべての漢字と、その他の常用漢字約600字の読み、書きを習得し、文章の中で適切に使える。
- 音読みと訓読みの識別。
- 送り仮名や仮名遣いの正しい使い方。
- 熟語の構成の正しい理解。
- 熟字訓、当て字(乙女ーおとめ 風邪ーかぜ など)の正しい理解。
- 対義語・類義語、同音、同訓異字の正しい理解。
- 四字熟語、部首の正しい理解。
以上、大切な所だけピックアップしました。是非理解しておいてください。
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・漢字学習ステップを使った3級合格勉強法
いよいよ勉強に入ります。
テキスト使って学習していくことになりますが、漢字は基本的に暗記をしていく分野ですので誰かに教えてもらう必要はあまりありません。
しかし、上記のテキストもそうなのですが、漢検のテキストは『答え』に解説が載っていないものがほとんどです。
ですので、読み方だったり、意味だったり、どうしてもわからないことがあればググって調べるのがおすすめです。人に聞くよりそっちの方が早かったりします。
勉強① 勉強期間と時間の設定
まずは、この1冊をどのように終了させるかを決めます。さすがに1週間ではなかなか大変なので最低2週間は欲しいところです。
正直、3級程度なら1週間でやれないことはないですが、完全合格を目指すなら勉強期間として2週間は見た方がいいと思います。時間は1日1時間30分です。2週間で21時間漢検の学習時間として確保してください。そして1日に2つのステップ(または8ページ)をこなしていきます。1ページは約10分と考えています。10分余るのでそこで間違い直しをやります。
▼3級勉強時間の設定まとめ
- 勉強期間は2週間(14日)
- 1日当たりの勉強時間は90分(1時間30分)途中休憩は無し
- 1日につきステップ2つ終了(または8ページ)
- 1ページは答え合わせも含めて10分以内で終える(できればタイムを計る)
- 8ページ×10分=80分になるので残り10分は間違えたところのやり直しをやる
勉強② 具体的な勉強のやり方
▼新出漢字の学習法
各ステップの最初のページには新出漢字が出ています。このページはテキストに練習スペースが無いのでノートを1冊用意して必ずそこに練習します。
問題がないからと言って間違ってもこのページを飛ばすことがないようにしてください。
ここのページをきちんとやるかどうかがが合否の分かれ目になります。
- 新出漢字の読みと部首を覚える。特に新出漢字の部首はテストに出やすいぞ。
- 必ずその漢字の意味を確認する。漢字の意味を知ると連想して覚えやすくなる。
- 用例の読みが全部言えるか確認する。
- 筆順通りにノートに3回書いてみる。
ここまでで10分です。頑張ってください。
▼読み・書き問題の学習法
- まずは自分で何も見ずに書いてみましょう。
- 書けなかった漢字は必ず『読みと書きセットで』3回ずつノートに練習しましょう。
漢検の配点は『読みは1問につき1点、書きは2点』です。読みが出来ても書きが出来ないと合格できませんのでしっかり練習しましょう。
▼対義語・類義語の学習法
対義語は反対の意味の語、類義語は似ている意味の語という意味なので、問題集に出てきて意味の分からない語は必ず後で調べて、その意味をノートにメモしておきましょう。
▼同音・同訓異字の学習法
同音・同訓異字の問題は『次の文中に間違って使われている同じ読みの漢字が1字ある。上に誤字を下に正しい漢字を書きなさい。』のような問題で出ます。これは割と出題パターンが決まっている箇所なので問題集を1冊やり切ればほとんどのパターンは頭に入るはずです。
▼四字熟語・熟字訓・当て字
ネットのまとめサイトなんかを見ると四字熟語はたくさんありますが、それをする必要はありません。テキストに出てきているもので8割がた大丈夫です。ただし、意味の分からない四字熟語は必ず意味調べをしてください。熟字訓や当て字も四字熟語と同じ勉強法で大丈夫です。
▼熟語の構成の学習法
記号問題のうちで3級受検者が最も苦手と言われる問題がこれです。
- 同じような意味の漢字を重ねたもの(岩石など)⇒意味の似ている漢字2つ
- 反対または対応の意味をあらわす 漢字を重ねたもの (高低など)⇒意味が反対の漢字2つ
- 上の字が下の字を修飾しているもの(洋画など)⇒洋画=『西洋の画』意味する(上の字を先に読む)
- 下の字が上の字の目的語・補語になっているもの(着席など)⇒着席=席に着く(下の字を先に読む) 目的語は『~を、~に』が付く言葉
- 上の字が下の字の意味を打ち消すもの(非常)⇒非常=常にあらず 『不・非・未・無』が付く語です。
漢字の意味が分かれば簡単です。わからない漢字は調べましょう。
・最後に
テスト3日前くらいからは総合問題に入れるようにしましょう。間違えたところを見直しして、とにかくこの1冊を完璧にやり切ってみてください。
この問題集を1冊やり切ることが出来れば必ず合格できるでしょう。
漢検は資格です。資格は大人になっても色々な場面で役に立つので取っておいて損はありません。
読者のみなさんの健闘を祈ります。
では、また。
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