みなさん、こんにちは。みなちかです。
本日は、『最新版 プロが教える英検準2級簡単合格法(2次試験)』と題し、英検準2級2次試験の学習法と簡単に合格するまでに必要なことを詳しく、分かりやすくするように努めてまとめてみました。
英検の2次試験は面接官との1対1の面接になり、当たり前ですが試験中の日本語はご法度となります。どんなところに気を付けて合格を勝ち取っていくのかをプロの目線で詳しく解説していきたいと思います。
ちなみに私は英検準1級を所持しており、海外への留学経験もあります。自分が経営している学習塾でもこれから書くことは当然実践しており、毎回この方法でほぼ塾生全員が合格しています。
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もくじ
最新版 プロが教える英検準2級簡単合格法(2次試験)
A 二次試験の流れ
まずはどんな感じで試験が行われるのか、二次試験の流れを把握しておきましょう。
面接は面接官と1対1の面接となります。時間にして1人につき約6分程度です。面接官とはすべて英語で会話を行います。面接試験中はスマホ禁止。メモや写真撮影、録音などはすることができません。準2級の面接官も日本人である場合が多いので日本語はすぐにばれてしまいます。
1:入室
面接会場の部屋の外で待機をし、係員の指示に従い、面接室に入ります。
『Hello!』など簡単なあいさつをして入りましょう。
2:「面接カード」を渡す
あらかじめ記入しておいた「面接カード」を面接官に手渡します。
差し出すときに『Here you are.』と言いながら渡すようにしましょう。
3:着席
面接官から『着席してください』という指示が出たら着席します。自分の判断で勝手に座らないようにしましょう。
着席を促されたら『Thank you.』と言って着席しましょう。
4:氏名と受検級の確認
面接官が受検者の氏名とこれから受検する級の確認をします。その後、簡単な挨拶問答をします。3級と異なり、この挨拶問答はほとんどの受検生がするようです。
5:面接官から「問題カード」を受け取る
面接官からパッセージ(文章)とイラストが印刷された「問題カード」が手渡されます。渡してもらったら 『Thank you.』と言って受け取りましょう。
6:パッセージの黙読(20秒)
面接官からまず、パッセージ(文章)を黙読するように指示されます。黙読時間は20秒です。
この時、できれば文章だけでなくイラストの方にも目を向けておいてください。
3級と異なり、イラストが2種類になります。できればどちらも見ておくとよいでしょう。
7:パッセージの音読
黙読後、面接官から音読するように指示がありますので必ず英語のタイトルから読んでください。
発音の分からない単語があっても、ローマ字読みをして、読み進めるようにしましょう。
8:面接官からの質問
音読の後、面接官が5つの質問します。
「問題カード」のパッセージ(文章)に関する内容が1問。イラストに関する内容が2問。以上は「問題カード」を見ながら答えてください。
残りの2問は「問題カード」に関係する話題の時もありますが、関係の無い内容の場合も多くあります。その時、問題カードは伏せる(裏返す)ように指示が出ると思いますので従いましょう。
※質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた「聞き返し」なら、減点の対象にはなりません。ただし、不自然に行われたり、繰り返し聞き返したりした場合は、減点の対象となります。また、質問に対して答えている途中で、口ごもるなどして応答が滞る場合には、次の質問に進む場合があります。
9:「問題カード」を面接官に返す
試験が終了したら、必ず「問題カード」を面接官に返してから、退室します。
返却するときに『Here you are.』と言いながら渡すようにしましょう。
10:退室
退室後は、すみやかに会場から退場してください。控室に戻ったり、待機中の受検者と会話してはいけません。
最後に『Thank you. Good bye.』などと言って 退出するとよいでしょう。
参考:準2級二次試験資料(英検サイトよりの抜粋)
B 二次試験攻略
いよいよ攻略に入ります。以下の順序で攻略していけば準2級は合格したも同然です。頑張りましょう!
出来れば準2級を受検するならば2次試験の様子が入っているテキスト1冊は用意した方がよいと思います。事前に見ておくのとそうでないのでは確実に違いますので。(著作権の関係でこのブログには載せられません。ごめんなさい!)
1:心の準備
何よりも大切なのが心の準備です。以下のことを最初から理解しておいてください。
・英語での面接はほとんどの受験生があまり経験がない ・緊張して当たり前 ・満点を狙う必要はない ・下手でもよいので積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢を見せる ・質問がわからなければ「Pardon me?(パードゥン ミー ⤴)」または 「Excuse me.」を使う ・きれいな文で答えることが理想だがわからない場合は主語と動詞を意識して 簡単な文で面接官に伝えようと努める ・試験の流れを理解し、次の行動の準備をしておく
上記の資料にも書いてありますが何よりも大切なのことは3級同様『積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢』です。面接で緊張していることは面接官もよくわかっています。それを隠す必要もありません。英語で人と会話を楽しもうという気持ちを持てれば一番良いですね。
下手な英語や単語のつなぎ合わせでも構いません。主語と動詞をとにかく意識して、不器用であっても相手に自分の気持ちをぶつけてみてください。
2:英検ホームページを見る
心の準備ができたら見てほしいものがあります。それは英検のホームページにある下記のページです。
『バーチャル二次試験/バーチャルスピーキングテスト』
上記で説明した内容が音声入りで説明されています。文章ではわかりにくい試験の流れなどもつかむことができるので必ず見ておくようにしましょう。
なお、アニメーションを見るためには、Flash Player(無料)が必要です。お持ちでない方は最新版のプレーヤーをダウンロードしておいてください。
必ず皆さんの役に立つと思います。超おすすめ^^
3:質問の攻略
§黙読と音読
問題カードを渡された後に、50語程度の文章を20秒間黙読するように促されます。20秒しかありませんので1文、1文を日本語にしっかりと訳している時間はありません。タイトルをしっかりと確認して、なんとなく書いてあることを頭に残しておきましょう。また、特に読めない英単語がないかどうかもチェックしておいてください。
時間があれば、文章を黙読しながら下のイラストに目を向けてください。そしてその絵の中で『誰がいるのか、時間はいつのことか、人物がしようとしていること、したくてもできないこと』等をしっかりと確認してください。
文章に関する出題は最初の1問だけですが、イラストに関する質問は倍の2問出ます。イラストの方がどちらかというと重要なのです。
音読に関しては、落ち着いてはっきりと大きな声でしっかり発音しましょう。流暢な英語でなくても構いませんし、読めない単語があれば最悪ローマ字読みでも構いません。途中で立ち止まることなくしっかりと最後まで読むようにしましょう。当然しっかり読めなければ減点されますが80%程度読めていれば合格点数は取れるでしょう。
§質問NO.1に関して
最初の質問は文章に関しての質問です。この質問に関してはいくつかの特徴があります。
・質問の大半はhowかWhyで始まる文章である ・質問の主語にpeopleなど複数の人を表す言葉が多い ・質問で使っている単語はそのまま文章に載っている言葉が多い ・質問に関する答えは質問で使っている言葉の周辺に必ずある ・質問に関する答えは文章の中盤から後半にあることが多い
上記のことを総合的に判断すると以下の『解』を導くことができます。
面接官の問題をしっかりよく聞いて、使われている単語を文章(特に中盤から後半部分に注目)の中から見つけだし、『どんな(どうやって)』or『何故』に対応できるような部分を探す。主語をTheyなどに変えて答える。
ということになります。過去問なんか見てみると私の言っていることがよくわかると思います。
§質問NO.2と3に関して
イラストを見て答える問題になります。これも特徴があります。
Picture A について 質問文→Aの絵の中にはそれぞれ異なることをしている人達がいます。 できる限り彼らが何をしているかを答えてください。 ・現在進行形を使ってできるだけたくさん答える必要がある。 ・主語にA man/woman/boy/girlなどを使って答える。 Picture B について 人物がしようと思っていること/人物がしたくてもできないこと/人物の考え など絵のシチュエーションを説明するように求められます。 ・現在の状況と吹き出しの中の状況を適切な接続詞でつなげて文を作る。 ・2つの簡単な文を作り、接続詞でその2つの文をつなげる感じでよい。
難しい英語を使う必要はありません。中学1・2年生の簡単な文法や最低限の単語で的確に答えを出すようにしましょう。現在進行形の文の練習はたくさんやって発音して練習しておきましょう。身の回りにいる人を題材にして練習してみるとよいと思います。
絵を見て瞬時に英文を作ることは難しいので、まずは日本語で考えてからそれを英作文するような感じで作っていくとよいでしょう。練習は多少必要だと思います。
§質問NO.4と5に関して
質問3が終了すると面接官から問題カードを裏返すように促されますので指示に従いましょう。
質問4と5に関しては Do you~?で聞かれるYesやNoで答える問題がほとんどなのですが、厄介なのは、答えた後に『Why not?とかTell me more.』のように必ずその答えのあとに突っ込まれます。ですから単純にYesやNoで答えるだけでなく、そのあとの付け足す文章も考えておきましょう。これも 難しい関係代名詞などを使って1文にするのではなく、いくつかの簡単な文を羅列する方が楽だと思います。
なお、答えをYesにするかNoにするかはそのあとに突っ込まれたときに対応できそうな方で答えることをお勧めします。自分の感覚とたとえ真逆であったとしても英語で答えやすそうな方を選ぶということです。あなたの真意はテストの評価には関係しませんので。
C 最後に
ここまで攻略法を書いてきましたがやはり一番不安なのは『話せるかどうか』ですよね?
これに関しては残念ながら練習するしか方法はありません。私自身も昔は全く話すことができませんでしたが、やはり自分なりに練習し、海外留学もして話せるようになりました。(たくさん努力しましたし、自分への投資と思いお金もかけました)
多少費用はかかりますが、話せる環境(英語を使わなければいけない状況)に身を置くことが最重要だと思います。以下に私お勧めのサイトをいくつか貼っておきますので気になった方は是非詳細を見てください。
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他の教材でうまくいかなかった人でもこのメソッドとエクササイズなら成功の可能性あります。
中学程度の文法なら自信あるという人は、土台ができている為、成果が早いです。
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最初にスピーキングのレベルチェックを行い、ゴール設定と学習の計画作成をします。
3ヶ月の受講完了後には同じレベルチェックを受け、学習前後の成長度を明確化します。
日々の学習状況に関する報告や、学習の悩みについて担当コーチにチャットで相談できます。
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各サイトの詳細はバナーから飛んでもらえればと思います。それぞれ読者の皆様の置かれている状況から最適なものを選んでいただければと思います。もちろん書店に置いてある本を買って独自に練習をする方法もありだと思います。
最後に、英検の二次試験で失敗しやすい受験生の特徴を書いておきます。
- 人見知りが激しい
- 極度に緊張する
- 人前で話すことがすごく苦手
- 初めてあった人とはうまく話せない
過去の傾向から上記に当てはまるような方は落ちる危険性があり、練習しようとしても自分だけの力では何ともならない可能性があります。何らかの習い事をするなりして改善するとよいでしょう。
二次試験を突破できれば晴れてその級を獲得したことになります。試験時間はたかが6分ですが、はじめての方は非常に長く感じる6分になるかもしれません。
しかし、1対1で英語で面接をする機会というのは人生においてそうたくさんあるわけではありませんのである意味『貴重な機会』と考えることもできます。どうせならその貴重な機会を思う存分楽しんでみたらいかがでしょうか?
皆さんの健闘を祈ります。
長くなりました。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。
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