みなさん、こんにちは。みなちかです。
本日8/14日より、ツイッターもこのブログも『ガチ』で始めることにしました。プロフィールなんかも全部基本『ガチ』に修正です。
この辺の心境の変化等はそのうち記事にしたいと思いますが、一言で言うなら『私の記事の信頼性を高める』ためです。ということで、これからも新生みなちかをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回はタイトルにあるように【小学生保護者様向け】中学生になるまでに必要な準備5選です。色々と書きだしてみたら重要なことが12個ありましたがそれをBEST5形式にギュッと濃縮します。小学生のお子さんをお持ちの保護者の方必見ですので最後まで是非ご覧ください!
もくじ
【小学生保護者様向け】中学生になるまでに必要な準備5選。
第1位 英語(GS)の準備
これは、もう絶対的に第1位です。他の科目は大人になるにつれて正直切り離していくことはできますが、英語だけは高校・大学入試だけでなく生涯付き合っていくことになると思います。英語が嫌いになることは絶対に避けなければなりません。
ちなみに、今は英語=GS(Global Studyの略)と言います。全国の教育委員会が小学校から中学校までの9年間で 「聞く」「話す」「読む」「書く」4技能をバランスよく学び、将来、グローバル社会で主体的に行動し、たくましく豊かに生きる児童生徒を育成を目標としています。
中学生になると、上記4技能のうち、小学生であまりやらなかった 「書く」 技能が重要視されます。要は、書けなければ点数が取れません。『読める』『知っている』『分かる』だけでは良い点数が取れないのです。ですから中学校への準備としては『書ける英語』を学ぶ必要があります。とりあえず1学期(夏休み前まで)の具体的な準備としては、
- ブロック体のアルファベットの大文字・小文字が『お手本通りに』きちんと正確に書ける。
- bagやnotebookなど身の回りの簡単な単語が書ける。
- 簡単なあいさつやStand up.などの教室で使う英語の文の意味が分かる。(これは英語で書けなくても大丈夫です)
- ヘボン式のローマ字で自分の名前や、身の回りにあるものが書ける。
- be動詞is、am、areを使った基本的な文と一般動詞have、play、likeなどの基本的な文が書ける。⇒学校で授業しているならば疑問文や否定文も含みます
- 色、数字、曜日や学習した単語や熟語などが英語で正確に書ける。
中学校1学期の準備としては大体こんな感じです。1学期の中間テストは90点以上を目指しましょう。最初から躓くとその後本当に大変なことになります。とにかく『正確に丁寧に書ける』ことが求められます(きれいでなくていい)ので汚い字やくせ字はしっかりなおしておくことが大切です。
それと補足で一点。特に現在英会話の塾のみに通っているお子さんは注意が必要です。小学校6年間英会話の塾に通っていて、中学校の英語で点数が取れない生徒がたくさんいます。それは『書く』練習が圧倒的に不足しているからに他なりません。
例えば1学期のテストには『13』とか『水曜日』いうのを英語で書くというテストが出るのですが、取れていない(書けていない)生徒の65%は上記のような生徒です。『知っているからできる』という過信がこの結果を生みます。
第2位 算数の準備(特に四則計算)
第2位は迷ったのですが、やはりこれですね。中学校の最初の章が正負の数ですので、計算ができないことには点数になりません。『マイナス』という概念が初めて出てきますので、最初はマイナスをつけ忘れて点数を落とすといったことが良くあります。余談ですがこれに関しては、
マイナスとプラスは全く違う数字なんだ
ということをしっかり認識することが必要です。例えば+40と-40では一見プラスとマイナスの違いだけですが、温度に考え直すと、+40度と-40 度は全く違う世界であることが容易に分かると思います。
こういう極端な例を出しながら理解度を深めていきます。具体的な準備としては、整数・小数・分数を使った四則計算ができる(分数は帯分数⇒仮分数への変換ができること)ことが必要です。
それと、小学校の復習問題として文章問題や図形も出されるケースが多いのですがよく狙われる単元は以下になります。(教科書によって習う学年が違うものがあります。下記の学年は参考程度で)
- 長方形と正方形の面積、立方体直方体の垂直な辺など(小4)
- 単位量あたりの大きさ、割合、三角形の面積、円の周りの長さ、角柱と円柱についての知識(小5)
- 円の面積、角柱と円柱の体積、比例、反比例、速さ(み・は・じです) (小6)
と、こんな感じになります。小学校の算数は小4からグンと難しくなるので、学校のテストの点数が70点を切り始めるようなら塾などを考えた方が良いかもしれません。(小学校のテストは平均80点を目安に作成されていると言われています)
第3位 学習環境の整備
これは、2位にしようかどうかと迷うくらいのことです。何よりもまずはお子さんが落ち着いて学習できる環境作りを考えてあげてください。
小学生の時はテストが次の日にあるとしても大して勉強はしません。しかし、中学校のテストではそれでは良い点数が取れないことは、大人たちはよーーーく知っています。
中学生になりたての子供達はそのような習慣がないので全くと言っていいほど理解できません。人は経験しなければわからないことがたくさんありますが、中学校のテストはそのうちの1つです。
学習環境と言っても自分の部屋を与えて、新しい机を買って…などということではありません。むしろ、最初は自分の部屋ではなく、居間で家族と一緒に学習するのが望ましい場合がほとんどです。
『1人でできるようになるまでお子さんが勉強している間は親も協力する』
お子さんが一生懸命勉強しているのに、居間から他の家族がテレビを見て大声で笑っていたりしたら勉強なんて続けられません。
お子さんが一生懸命勉強している横で大人がスマホアプリでゲームしてたら気になってしょうがないですよね。子供ですから気が散るのは仕方ないんです。
ですから、お子さんが勉強しているときは、お父さんは難しい本読んだり、新聞読んだり、お母さんは家事をやったり、洗濯物たたんだり、『静かに見守ってあげる環境』を作ってあげればよいのです。
それと、『わかんなーい』と言ってお子さんが聞いてきたら、まずは『自分で調べて考えてみなさい』と一蹴してください。聞いてきた瞬間にすぐに教えてしまうと、その後は、ちょっとわからないと全部聞いてきます。これでは考える力は付きません。
『自分で調べて考えてみなさい』 が定着すると、調べてからじゃないと親は教えてくれないことに気づきます。そうすると自分で解決する能力も育ってきます。親が答えられない問題が多数出てきたら塾を考えてみても良いでしょう。
第4位 国語の漢字と語句の意味調べ
これは、中間テストや期末テストなど定期テストの対策というより、漢字検定の取得がメインになります。漢字は英検や数学検定と違って、覚えれば点数になります。複雑な計算式も難題な長文もありません。暗記がすべてといっても過言ではありません。
漢字が得意な生徒であれば中学校のうちに、漢検2級くらいまでなら取ることが出来ます。英検や数学検定で中学校のうちに2級はほぼあり得ません。3級以上を取れれば内申点もプラスに働き、高校入試も有利になります。ですから漢字は絶対にやっておくべきです。
漢字は読めるけど書けないという生徒が圧倒的に多い傾向があります。皆さんもおそらくそうですよね?漢検もその辺は分かっていて、読みは1点、書きは2点です。
ほとんどの級が200点満点のうち140点で合格となります。7割ですね。書きが出来ないと合格が難しいので対策本を買って、書きの勉強を中心に毎日コツコツ頑張ってみてください。
それと、いきなり上の級ではなくて、自分のレベルに合った級を選択して受検することも非常に大切です。背伸びしても合格率は下がるし、合格しても次の級で絶対躓くのであまり意味はありません。
語句の意味調べも重要です。わからない言葉や知らない言葉が出てきたら辞書などを引いて自分の言葉で誰かに説明できるようにしましょう。
おうちの人がお子さんに毎日『今日覚えた新しい言葉を教えて^^』と言って話し相手になってあげるのが楽しいし、一番効果あると思います。
第5位 理科、社会の復習
1学期の中間テストで理科、社会の復習問題が出ます。絶対とは言いませんが、データ上出る中学が多いと思われます。しかし、この対策&勉強法が実は厄介です。
正直小学校の教科書を4年生くらいから復習したところであまり意味がない場合が多いのです。以下によく出る単元を載せておきます。書店で『小学校のまとめ』のような問題集を買って勉強してみるといいと思います。
【理科】(応用より基本問題重視)
燃焼の仕組み / 水溶液の性質 / 人の体のつくりとはたらき/
生物(植物の仕組み含む)と環境 / 月と太陽 / 土地のつくりと変化
【社会】(基本的に有名な所をおさえる)
地理… 世界の国名(有名なところ) / 日本の都道府県名と県庁所在地(一部では県の形を見てその県名を答えさせる問題も出ます) / 日本の自然(山や川や平野の名前など) / 日本の産業(特産物)
歴史… 江戸時代など時代の名前と順番、日本の有名な事件、人物など歴史の流れを勉強しておくことが重要
という感じです。
まとめ
上記5つを念頭に小学生のうちに勉強しておけば中学生になってから必ず良いスタートダッシュが切れると思います。
学習塾をお考えの方向けに後日ブログも書きたいとは思いますが、一言で言うなら、『目の前の勉強をただ教えてくれるだけの塾ではなく、中・長期的なスパンで色々な準備を教えてくれる塾を選ぶと良い』と思います。勉強はすっと続くわけですからね。
長くなりました。最後までお読みいただきありがとうございます。
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